DAZN(ダゾーン)でのサッカー観戦を検討するなら、きちんとサービス内容を把握して、失敗しないようにしたいですよね。
では、DAZNでサッカーを見るメリット・デメリットはどんなものがあるのでしょうか。
ひとことで言えば、次のとおりです。
- 【メリット】コスパ最強!月額1,925円(税込)でコンテンツ満載
- 【デメリット】見れない試合あり。不安定なことも。
この記事では、10年以上サッカー観戦をしている筆者が、実際にDAZNを使って感じたメリット・デメリットについて、徹底的に解説します。
この記事を読めば、DAZNの良いところや微妙なところが具体的に分かるようになり、安心してDAZNへの登録を検討できるようになります。
サッカーを見るなら、圧倒的にDAZNがおすすめです。
DAZNには1ヶ月の無料期間があります。期間中は、有料会員と同じ全てのコンテンツを視聴できます。
無料期間中に解約すれば料金が発生しないので、「自分には合わない」と感じたらすぐに解約すればOKです。
「すぐ使ってみたい!」という方は、今すぐ登録して、無料期間を楽しみましょう。
DAZN(ダゾーン)とは
DAZN(ダゾーン)はスポーツ中継に特化した、動画配信サービスです。
サッカーだけでなく、野球やバスケットボールといった他の人気スポーツも配信しています。
従来のテレビ放送とは異なり、インターネットを経由してスポーツ中継を楽しむことができます。
DAZNでサッカーを見る【メリット】
DAZNでサッカーを見るメリットは、次のようなものがあります。
10を超えるリーグ、大会が見放題
DAZNでは、Jリーグや海外サッカーを豊富に見ることができます。
見れるリーグ・大会は次のとおりです。
【(ほぼ)全試合生中継のリーグ戦】
- Jリーグ(J1、J2、J3)(日本)
- ラ・リーガ(スペイン)
- プレミアリーグ(イングランド)
- セリエA(イタリア)
- リーグ・アン(フランス)※2021-22シーズンから撤退
- ベルギーリーグ(ベルギー)
【人気の欧州カップ戦】
- コパ・デル・レイ(スペイン)
- DFBポカール(ドイツ)
- FAカップ(イングランド)
- コッパ・イタリア(イタリア)
【その他の大会】
- ワールドカップ欧州予選
サッカーが見れるサービスは他にもありますが、これだけ多くのリーグ・大会が見放題なのは、DAZNだけです。
他のサービスとの比較は「サッカー見るならどれ?DAZN・WOWOW・スカパー!を徹底比較」で行っています。
国内・海外問わず、サッカー好きならおすすめです。
コスパ最強!月額1,925円(税込)
DAZNの基本料金は次のとおりです。
月額料金 | 1,925円(税込) |
年間プラン | 19,250円(税込) |
この価格で、Jリーグ・海外サッカーの多くのリーグ・大会が見放題なので、まさにコスパ最強と言えるでしょう。
【コスパ最強】DAZNの料金・支払い方法を徹底解説【無料期間も】
「年間プラン」なら、2ヶ月分お得です。
1ヶ月の無料体験がある
DAZNを初めて利用する場合は、最初の1ヶ月が無料になります。
【無料期間のポイント】
- 有料会員と同じコンテンツを利用できる
- 年間プランでも利用可能
- 無料期間内に解約すれば完全無料
使ってみないと分からないことも、無料期間を利用すれば実際に体験することができます。
1ヶ月の無料期間の間に解約すれば、基本的に料金はかかりません。
DAZN(ダゾーン)の1ヶ月無料視聴を徹底解説【完全無料方法も】
あらゆるデバイスで観戦できる
DAZNは、インターネットにつながる様々なデバイスで見ることができます。
【DAZNを見られる主なデバイス】
- スマートフォン
- タブレット
- PC(パソコン)
- テレビ
外出先でスマートフォンで楽しむことも、自宅で腰を据えてテレビで見ることもできます。
詳しくは「DAZNでサッカーを見る方法は?スマホ・タブレット・PC・テレビもで解説しています。
実況・解説が充実している
DAZNでのサッカー中継には、実況・解説が付きます。
J1 | 全試合、実況・解説 |
J2 | 全試合、実況・解説 |
J3 | 全試合、実況のみ |
海外サッカー | 注目試合は日本語実況・解説 その他は英語実況 |
J1、J2では全試合で実況・解説があります。
J3は実況のみですが、3部リーグということを考えれば、全試合に実況があるだけでも嬉しいですよね。
また、海外サッカーの次のような試合では、日本語の実況・解説があります。
【海外サッカーで日本語の実況・解説がある試合】
- ビッグクラブ、上位チームの試合
- 日本人選手所属チームの試合
また、おもな実況・解説の担当者は次のとおりです。
【おなじみサッカー実況アナウンサー】
- 倉敷保雄さん
- 下田恒幸さん
- 西岡明彦さん
- 野村明弘さん など
【元日本代表選手のサッカー解説者】
- 戸田和幸さん
- 福田正博さん
- 福西崇史さん
- 水沼貴史さん など
最近では、現役を引退したばかりの、中村憲剛さん、佐藤寿人さんなども、解説に登場しています。
詳しくは「【DAZN(ダゾーン)】充実のサッカー実況・解説について徹底解説」で解説しています。
見逃し配信・ハイライト完備
DAZNには見逃し配信・ハイライトがあり、見られなかった試合も、あとから見ることができます。
利用できるのは、基本的には次の期間です。(例外もあります)
- 見逃し配信(Jリーグ30日間、海外サッカー7日間)
- ハイライト(30日間)
深夜の海外サッカーや、見たい試合が被っているときに使いこなしたい機能です。
詳しくは「いつまで見れる?DAZNサッカーの見逃し配信・ハイライトを徹底解説」で解説しています。
日程・結果・順位表をチェックできる
DAZNでは各リーグ・大会の、
- 日程・結果
- 順位表
もチェックできます。
とくに変わった機能ではないですが、気になったときに別のサイトを開かなくても良いので便利です。
日程・結果
たとえば、J1の日程・結果の画面です。
「DAZNで観戦」からライブ中継(試合後は、見逃し配信・ハイライト)に飛べるので便利です。
順位表
たとえば、J1の順位表はこのような画面になります。
基本的なことを、きちんと表示してくれます。
【便利機能】リマインダー・ライブ速報・キーモーメント
DAZNでサッカーを見る上で便利な機能として、次のようなものがあります。
- リマインダー
- キーモーメント
- ライブ速報(DAZN pulse)
リマインダー
リマインダーを設定すると、見たい試合を見逃さないように通知をしてくれます。
設定の方法は2通りあります。
- あらかじめ見たい試合を登録しておく
- お気に入りのチーム・大会を登録しておく(自動で試合が通知されます)
リマインダーの設定はWeb版でも可能ですが、通知はスマートフォン・タブレットのアプリ専用機能です。
次の画像は実際のものです。キックオフの5分前にプッシュ通知が来ました。
外出中は試合を忘れがちですが、リマインダーが教えてくれるおかげで思い出すことができます。
キーモーメント
試合の中で重要なシーンを、シークバー上にアイコンで表示してくれます。
【キーモーメントに表示される試合の重要なシーン】
- ゴール
- ペナルティ
- レッドカード
- ゴールのポストやバーに当たったシュート
- 試合の前半・後半の開始
たとえば下の画像では、右から2番目のアイコンにカーソルを合わせると、「ゴール」があったことが分かります。
また、重要なシーンのネタバレを避けたいときなどは、右下の「キーモーメント」からオン/オフの切り替えもできます。
個人的には、複数の試合を並行して追っているとき、ハイライトの代わりに使っています。
ライブ速報(DAZN pulse)
ライブ速報(DAZN pulse)を設定しておくと、同じ時間に行われている他の試合の速報を通知してくれます。
通知できる内容はキーモーメントと同様で、各々の項目について、通知するかどうかカスタマイズできます。
【ライブ速報で通知できる内容(キーモーメントと同様)】
- ゴール
- ペナルティ
- レッドカード
- ゴールのポストやバーに当たったシュート
- 試合の前半・後半の開始
また、この機能が利用できるリーグは次のとおりです。
- J1リーグ(J2、J3は非対応)
- ラ・リーガ
- プレミアリーグ(FAカップ)
- リーグアン
- ベルギープロリーグ
- エールディヴィジ
- スュペル・リグ
なお、現在はWebのみで利用可能です。スマートフォン・タブレットのアプリについては今後実装予定だそうです。(公式ヘルプより)
なお、ここまでに紹介したサッカーを見るための便利機能については、「【DAZN(ダゾーン)】サッカー観戦の便利機能7つを解説【リマインダー・キーモーメント・ライブ速報も】」でさらに詳しく解説しています。
豊富なオリジナル番組(「やべっちスタジアム」など)
DAZNには、サッカー専門のオリジナル番組がたくさんあります。
- やべっちスタジアム(Jリーグ)
- 内田篤人のFOOTBALL TIME(欧州日本人選手など)
- Jリーグジャッジリプレイ(Jリーグ)
- FOOTBALL FREAKS(ラ・リーガ、プレミアリーグ、セリエA)
- ゴール集・ハイライト(Jリーグ、ラ・リーガ、プレミアリーグ、セリエA、など)
- プレビューショー(Jリーグ、プレミアリーグ)
Jリーグの番組が多いですが、「FOOTBALL FREAKS」など海外サッカーの番組もあります。
地上波で人気だった「やべっちFC」の後継番組「やべっちスタジアム」が見れるのはDAZNだけです。
詳しくは「DAZN(ダゾーン)で見れるサッカー番組を解説!【やべっちも】」で解説しています。
DAZNでサッカーを見る【デメリット】
DAZNでサッカーを見るデメリットには、次のようなものがあります。
配信が無い大会・リーグ・試合がある
DAZNでは、すべてのサッカー中継を見れるわけではありません。
【DAZNで「見れない」主なリーグ・大会】
- 天皇杯
- ルヴァンカップ
- ブンデスリーガ(ドイツ)
- UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)
- UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)
Jクラブの熱心なサポーターなら、リーグ戦だけでなく「天皇杯」や「ルヴァンカップ」も見たいところですが、残念ながらDAZNでは見れません。
また、海外サッカーでは、日本人選手が多く所属している「ブンデスリーガ」、そして欧州最高峰の「UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)」が見れないのは大きなマイナスポイントです。
DAZNで見れないサッカー中継を見るには、WOWOWやスカパー!との契約が必要です。サービス比較はこちらの記事でしています。
インターネット回線やデバイスの状況によっては配信が止まる・重くなる
- インターネット回線が不安定
- デバイスが容量がいっぱいで動作が重い
上記のような場合には、下の画像のように、読み込みのくるくる回る表示が出て、配信が止まってしまうことがあります。
これが長く続くと、エラーが表示されてしまいます。
ただ、これらはDAZNのデメリットというより、インターネットを利用した動画配信サービス全般に言えることかもしれません。
ゴールシーンや試合終盤に配信が止まってしまうと、かなりストレスです。
テレビ放送と比べて、画質が悪い
インターネットを利用しているので、どうしても従来のテレビ放送と比べると画質では劣ります。
DAZNでは回線速度によって、画質が切り替わります。公式ヘルプには次のように記載されています。
■ 2.0Mbps: 標準画質での動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。(外出先でご視聴の場合、快適な回線速度です)
■ 3.5Mbps: HD画質での動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。(モバイルデバイスでご視聴の場合、最適な回線速度です)
■ 6.0Mbps: HD画質と高フレームレートでの動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。(TVでご視聴の場合、6.0Mbps以上の回線速度をお勧めします)
■ 8.0Mbps: 弊社が提供する最高のビデオ品質で動画をお楽しみいただける回線速度です。
そして私が実際に利用する中では、次のように感じています。
- スマートフォンやタブレットといった小さい画面であれば、画質が気になることはない
- テレビの大きな画面では、回線速度が遅いときに画質が気になる
テレビで見るなら、回線速度が速く、安定しているインターネット環境を用意したいですね。
録画できない
DAZNでの中継はインターネット経由なので、テレビ放送と異なり基本的に録画ができません。
- 生中継は見れないから、あとで見たい
- 大事な試合だから、記念に残しておきたい
といった理由があると思いますが、試合映像を残しておくことはできません。
ただし、DAZNには「見逃し配信」があり、基本はJリーグで30日間、海外サッカーで7日間なら、試合後にも見ることができます。
海外サッカーでは、日本語の実況・解説が無い場合がある
海外サッカーの一部の試合では、日本語の実況・解説がありません。その試合は、英語実況となります。
次のような項目に多く当てはまる試合は、日本語の実況・解説がつかないことが多いです。
【日本語の実況・解説がつかない試合】
- 日本人選手の所属していないチームの試合
- 下位チーム同士など、注目度の低い試合
- 注目度の低いリーグの試合
海外サッカーが大好きで、「注目度の低い試合も見たい」という人にとっては、デメリットかもしれません。
ユーザーインターフェースが使いにくい
あくまで主観ですが、DAZNのインターフェース(試合を選択する画面)は、正直なところ使いにくいです。
とくに、「見たい試合を探すのに、何度も画面を切り替える必要がある」のは、ストレスを感じる人が多いと思います。
Web版(PC)、スマホ・タブレットのアプリ、テレビ用のアプリ、すべて利用していますが、どれも使いにくいです。
たとえば、J3のガイナーレ鳥取の最新試合を探すとします。(Web版です。)
DAZNを開いたら、「人気カテゴリー」から右矢印を押して「明治安田生命J3リーグ」を探します。
「明治安田生命J3リーグ」を押して、J3の画面を開きます。
「見逃し配信」から、再び右矢印を押して該当の試合をさがします。
「八戸 vs 鳥取:第7節」を見つけて開きます。
ガイナーレ鳥取の試合を開くことができました。
ただ、最初は気になるかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫とも思います。
DAZNがおすすめなのはこんな人
次のような項目に1つでも当てはまれば、DAZNを検討しましょう。
- Jリーグが好き、応援しているJクラブがある
- プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAが好き
- 国内・海外問わず幅広くサッカーが見たい
- 海外日本人選手の試合が見たい
- とにかく低価格でサッカーが見たい
- テレビだけでなく、スマホ・タブレット・PCでサッカーが見たい
- 「やべっちスタジアム」「内田篤人のFOOTBALL TIME」が見たい
この中でも特に重要なのが、「見たいリーグが見れるかどうか」だと思います。
Jリーグ(J1、J2、J3)・プレミアリーグは独占配信なので、見るならDAZNしかありません。
また、ラ・リーガ・セリエAも、DAZNが最も多くの試合を配信していますし、さらに海外日本人選手の所属チームの試合も見れます。
Jリーグ、プレミアリーグ、ラ・リーガ、を見るなら、間違いなくDAZNが最強です。
DAZNだけでは満足できない人
逆に、次のような項目に当てはまる人は、DAZNでは満足できないかもしれません。
- ルヴァンカップ・天皇杯が見たい
- ブンデスリーガが見たい
- UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)が見たい
- EURO2020が見たい
- 高画質でサッカーが見たい
- サッカーは録画して見たい
Jリーグが好きな人は、ルヴァンカップや天皇杯が見れないのは気になるかもしれません。
また、海外サッカーが好きな人は、なんといってもUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)が見れないのは、大きなマイナスですよね。
とはいえ、主要なリーグ・大会はDAZNが網羅しているので、サッカー好きなら基本はDAZNになると思います。
これらの試合が見たい人は、DAZNに加えてさらにWOWOWやスカパー!サッカーセットを検討するのがベストかなと思います。
DAZNでサッカー観戦を始めよう!
DAZNは月額1,925円(税込)で、Jリーグから海外サッカーまで幅広くカバーしていて、正直コスパは最強だと思います。
そして、DAZNには1ヶ月の無料期間があり、期間中は有料会員と同じサービスを受けられます。
もし合わなかったら、期間中に解約すれば1円もかからないので安心です。
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